受験とカルマ・ヨーガ
もう4月中旬・・・はやいなあ!
この春は、息子の高校受験があり、年明けから今までが
ああっ!
という間でした *´Д`*
息子は無事(というか奇跡的に!)志望校に合格し、今月から、片道1時間かけてニコニコしながら通学しています。
切望していた学校なので、本当に楽しいみたい。良かった良かった!
で、母親としては、息子が楽しく学校に行ってくれるのはもちろん嬉しいのですが、同時に、数か月前を思い出し、自己反省の思いを強くしています・・・
もっと彼を信じてやれば良かった。
あんなにガミガミ言うことなかった。
あの干渉が彼の受験には逆効果だったのではないか?etc・・・
渦中にいる時はとても冷静になれず、家族でテンパっていたなあ、と (ノω<;)
人の幸せは、学歴に左右されるものではない、と頭では思っても、それは私個人がYOGAを学んで思うようになったこと。
実社会を生きるには、やはり「物質的に豊かになれる道」「より大勢の人が進む道」を行く方が、何かと得なのではないか。
受験というシビアな現実が、私を、忘れかけてた日和見主義に引っ張ってくれちゃって(゚Д゚)
でも、息子が選んだ学校は、図らずも少数派が進む道で、私はそんな彼を、やっぱり地力があるなあ、凄いなあ、と素直に感動してしまいます。
皆が行くから、とか、大学進学に有利だから、とかよりも、学校でこれを学びたい!と思う気持ちを優先させたその決断。
そのことを親は支持し、サポートしたいと思います。
万一、途中で方向転換しても、そのことをも受けとめる覚悟もしておきたい。
きちんと失敗して、きちんと挫折して、その度に、がっしがっしと立ち直れる大人になってほしいです。
そして私自身も、そういう大人になりたいです。
受験というものは、勿論、合格という結果を目指して頑張るものではあるんですが
その時その時、目の前にある仕事に、淡々と粛々と取り組むこと。
その先にある結果や見返りに期待をしないこと。
自分がするべき仕事を一生懸命頑張って、あとは神様にお任せすること。
そんなカルマヨーガの道を、息子の受験で再認識した春でした。
アルジュナよ 義務を忠実に行え
そして 成功と失敗を等しいものと見て
あらゆる執着を捨てよ
このような心の平静をヨーガというのだ (バガヴァッド・ギーター第2章48節)
今年、新生活を迎えられる皆さん、おめでとうございます!
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