いるものといらないもの

関西3府県で、緊急事態宣言が解除になりました。

少しずつ、以前のような生活が戻ってくるのかな…と思いつつも、この2か月ほどの生活でそれなりにリズムが出来ているので、ばばっ!と元に戻すのは惜しいような気もしています。

昨日、兵庫県西宮市の「アンネのバラの教会」でアンネ資料館・オンラインガイドというZoomによるレクチャーがあり、参加しました。
この教会、実はご近所なのですが、今は休館中。

でもお庭のアンネのバラは例年通りめっちゃ綺麗に咲いています!

アンネ・フランクの生涯とその時代を辿るオンラインガイドは、とても意義深い時間でした。感謝!

晩年のオットー・フランク氏の電話音声を聴かせて頂き、その力強さに驚きました。

ガイドは約90分間。途中でテーマに沿った意見交換の時間もあり、その1つが
「あなたが最後まで残したいものは?」というものでした。
アンネ・フランク一家達のように、隠れることになったら、何を持って行きますか?
戦争で、あなたの大事なものを1つずつ差し出すように、と言われたら最後まで持っていたいものは何ですか?

私は咄嗟に「紙とペン」と答えましたが、短い時間でめちゃくちゃ悩みました。

結局どれもあの世に持って行くことは出来ないのだから、究極のところはこの身1つしかないのだけれど。
でもそこに至るまでのプロセスを観察してきちんと記録しておきたいと思っていて(だから沢山の管に繋がれる最期は嫌だなあ)。

そして、その瞬間に、「記憶が走馬灯のように蘇る」のが本当なら、できるだけ美しい善い記憶をストックしておきたいではないですか。

自分にとってこの2か月は、物や思考を選別するとても良い時間でした。
まだまだ、まとまってはいないのですが、今まで、忙しい忙しいと後回しにしていたことを、暇になっても結局やらんのか自分…みたいな愕然とするシーンもあったりして、今まで知らなかった自分が出てきたしww

人と人とのつながり、みたいなコピーが、少なくとも物理的な部分では説得力を持たなくなった今、
出来れば6月以降も、こんな風に1人で遊べる時間を確保したいです。


ゆとりらYOGA

兵庫県西宮市の自宅スペース他、あちこちで、ヨーガ療法を主体にした YOGAをお伝えしています。 お問合せは、下のメールフォームか、 yutorelayoga☆gmail.com(☆を@に変えて下さい) までどうぞ。

0コメント

  • 1000 / 1000