営業電話から思うこと
ここ数日、携帯に営業電話が何件もかかってきています。
以前から時々似たような電話(雑誌のタイアップ広告、ネットの有料掲載、福利厚生サービス提携etc…)はありましたが、1日に何件もかかってくる事態はちょっと珍しい。
特にHPをいじったりしたわけではないので、このコロナ不況で、業者さん達が、それっ!とローラー営業かけてるんだと思います。
たいていの場合「オーナー様でしょうか?」から「経営されているスタジオのことで」と続くので、さっくりと「自分1人が自宅でやっているので…」というと、割とすんなり引き下がって下さいます。
連絡先をHPに晒している以上、こういうアプローチが来るのも仕方ないと思いうけど、立て続けに来ると驚くね。
メールや問い合わせフォームだとあっさりゴミ箱行きが殆どでしょうからねえ…私のところみたいな、超零細個人事業主にも、人を使ってテレアポというところに、業界の焦りとかやる気とか、はたまた見方を変えれば、雇用を生み出してる、経済を回してる!とか、まあいろんな思いが浮かびます。
ビジネスとは「エスキモーに氷を売る」ことである、というような意味の言葉を、大昔、鴻上尚史氏のエッセイで読みました。
だけど、コロナ禍で個々人の価値観が変わり、生き方が多様化してくると、必要としない人にノリと雰囲気で売りつける…という手法は(今迄だって相当無茶だったけど)もう通用しないと思います。
今まで以上に、買い手側が主体性をもってお財布の紐を締めて暮らしていくと思うから。
本当に欲しいものだけ買って、食べたいものだけ食べて、やりたい事だけやって…それで心身の健康と生活の安定を保つ為にはベースを調えないといけない。
サントーシャ(知足)の精神が根底になければ、本当に必要な事象とそれ以上の欲望の境界線が分からなくなる。
とはいうものの、我慢は身体によくないからね!
たまには贅沢をしたり、夜更かしをしたり…
欲望を抑えるのではなく、自然に欲望がなくなる時を目指して、YOGAをしています!
↑ 昨日の鰯雲!
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