Plain living and high thinking.という言葉
毎週末、日本ヴェーダーンタ協会のライブストリーム配信で、ヴェーダーンタを学んでいます。
以前からイベントやプージャ(ヒンドゥーの礼拝儀式)を、月に1回程配信してくれていたのですが、今年の4月から、神奈川県逗子市の行けない人達の為に、週1回、
Swami Medasananda師(私達はMaharajiとお呼びしています)が2時間の講話をして下さっています。
このコロナ禍の中、不安になったり、沈みそうな心を何とか持ちこたえることが出来ているのは、Maharajiから、身体と心は一時的なもの、魂は永遠のもの…というヴェーダーンタのエッセンスを毎週学べるから。
昨日のBhagavad Gitaの講話の中で、Maharajiから
「この言葉を聞いたことがありませんか?『Plain living high thinking』=『生活はふつう、考えは高い』」というお話がありました。
人生の目的は、いっぱい食べる、とか、きれいな服を着る、いっぱい楽しむ、ではないです。本当の目的は、高いレベルの考え(spiritual thinking)を持つこと、そうすることで、samatvam(落ち着いて、幸せで、静かな心が安定している状態)に向かうことができます、と。
この言葉に感銘を受けたので、受講後、調べてみたところ、イギリスの詩人、ワーズワースの言葉のようです。
Plain living and high thinking. 質素に暮らし、自分の頭で考える。
何が必要で、何が必要でないか。
どこでマスクを着け、どこでなら着けなくてもよいか。
いつ気を張って、いつ力を抜くか。
どの言葉を聞き、どの情報を聞き流すか。
1つ1つ自分の頭で考えなくては、と思います。
ヴェーダーンタ協会の講話は、毎週YouTube配信されています。アーカイブも残っていますので、ご興味のある方は、日本語がとてもお上手なMaharajiの講話を、是非聴いてみて下さい。
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