坂本千明さんの絵本原画+作品展に行ってきました
数日前、東京の友達から素敵なプレゼントが贈られてきました。
可愛くて胸がじーんとなる、素敵な絵本!
ちょうど、この時期に京都のギャラリーでこの本の原画展をやっていると知り、行ってきました。
コロナ禍だけでなく、この日からぐっと寒くなる、という予報のせいか…京都は空いていました。
三条駅からすぐ、ということでしたが、阪急河原町からでも歩けそう、と思い、鴨川沿いをてくてく歩いて…
器と古本のお店「nowaki」さんへ。
絵本の原画は勿論、ラフのファイルまで置いてあって、そのラフに、多分坂本さんご本人の、振り返り、というか面白突っ込みキャプションみたいなのがあちこちについていてめっちゃ面白かったです!
そして、面白さ以上に、何度も稿を重ね、言葉を丁寧に削ぎ落としていく過程も見えて、心に沁みる絵本って、こんな風に真摯に丁寧に作られているのだなあ…と、改めて感動しました。
子どもに絵本を読み聞かせることもなくなって、最近新刊の絵本を手に取る機会がなかったので、あの頃の思い出(それから自分が小さい頃絵本を飽きずに捲っていた思い出)が一気に蘇ってきて、プラス、黒猫のけなげな姿を見ながら、思わずうるうる…
ギャラリー側もとても気を遣って下さっていて、密にならないように少人数の予約制で安心して見られました。静かな雰囲気ながらとても和やかな空間で、思い切って行って良かった、と思いました。
この絵本の世界をモチーフにした、陶芸家の清水直子さんという方の作品(ブローチ)がとても素敵で、うちと同じ茶トラ柄の子がいたので思わず!もう1つのはちわれの子も表情が気に入って1つに決め切れなかったので、ええい!と一緒に連れて帰りました。
帰りの鴨川。キラキラしてた!
片道1時間半ほどのお出かけでしたが、心の換気ができたような気分。
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