「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(映画感想)

観てる最中も、観終わってからも、何だか良く分からないんだけど、キャストが嬉しくてニコニコ観ちゃった!という作品。

アカデミー助演男優賞の、キー・ホイ・クァンは、大人気の子役だったので「グーニーズ」も「インディ・ジョーンズ」も、当時劇場で観ました。「グーニーズ」は群像劇だったのでたくさんいる中の少年の1人だったけど、「インディ・ジョーンズ」はハリソン・フォードと2人で主役(あとヒロインのケイト・キャプショーも!)。インディと互角にやり合って後半は素敵なバディに…ショーティーめっちゃ好きだった!

すっかり大人、というかおじさんになった彼が登場して、あの甲高い声が聴こえた時、胸に迫るものがありました…変わってないじゃんキーホイ!

ミシェル・ヨーは、007シリーズの18作目「トゥモロー・ネバー・ダイ」のボンドガールが物凄く印象に残ってます。あれから26年…今も美しいんだけど、その頃とは全然違うキャラと風貌で、鼻血出したり白目むいたり変な扮装したり、で、アカデミー主演女優賞!

おめでたいけど、これで?これでなの?という気もします。


久しぶりに見たジェイミー・リー・カーティスは、相変わらずクールでぴりっとしてて、だけど登場する度に面白いという最高のキャスティングでした!こちらもアカデミー助演女優賞。

お話はマルチバースものということで、何でもありの異次元世界(というか頭の中だけの世界?)なんだけど、追い込まれた主人公エヴリンが、マルチバースをものすごいスピードで行ったり来たりして、結果、実生活の家族の問題は解決されるのかどうか?という展開に。

笑いやスピードに紛れて、中国系の彼らが、アメリカで商売しながら生きていく大変さとか、彼等のちょっとした小狡さとか、所々、アジア人に対するシニカルな視線を感じたりもして、そこが少し引っかかったとこです。
あと、ストーリーの発端は、カラオケの機材を必要経費に入れたら、税務署に見つかった、って話で、確定申告を済ませたばかりの身としては、この、スケールのちっちゃい「納税トラブル映画」に妙に現実味を感じたというか😶

個人事業主はみんな身につまされると思うよ!

「???」なところはたくさんあるけど、このスピード感は大画面でないと味わえないと思うので、映画館で観るのがおすすめです!

ゆとりらYOGA

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