「無法松の一生(1958年版)」(映画感想)
これ、前年度の朝十で初鑑賞した作品です。感想を書いていなかったので今更ですが自分の覚書に・・・
そうそう、覚書といえば!
私、今まで映画の感想は、2011年から「coco」というサイトに投稿していました。ここはtwitterと連動していて、タイトルを含めて140文字以内におさめないといけないので、覚書としての感想を書くのに続けやすかったので。
その後、Filmarksが出来て、観に行く時の参考にはしても、自分のレビューはずっとcocoにあげ続けていたのですが・・・なんと、Twitter社のAPI仕様の変更により、サービスそのものが4月末で終了してしまいました。がーん😭😭😭
その前は、allcinemaやAmazonのレビューにぱらぱらと書いてて、ブログ始めてからはそっちに書いてたんですが、cocoを見つけてからは、短い分手軽に記録できるのがとにかく勝手が良くて、重宝しました。
足掛け12年、クラシックから新作まで、感想をこつこつあげて来たんでどうか消されませんように!と祈ってるとこです。500本以上あるので保存しんどいし!
さて、「無法松の一生」です。三船敏郎を大画面で観られるなら・・・と、映画館へ。
自分の中に、何年かに1度巡って来る「三船ブーム」があって、今回火がついたのは、今年のお正月に塚口サンサン劇場で、恒例の寅さん映画を観たからでした。
男はつらいよ 知床慕情
この作品で三船敏郎はマドンナの父親役で、もうおじいちゃんに近い風貌だったけど、やっぱりカッコ良くて・・・
「無法松の一生」は三船40歳前の作品。若い頃から晩年までを演じてて大満足!
そして高峰秀子と一人息子との3人の疑似家族描写にうるっときました…高峰秀子は女手一つで息子を育てようとするけど、何かにつけて車引きの松五郎(三船)を頼り、松五郎は彼女にどんどん惹かれていくという内容で、とにかく三船が美しくて面白い。無学で荒くれ者なのに繊細な感受性が透けて見えて、悪態ついてても美しい・・・。
それから、有名な「小倉祇園太鼓」を叩くシーンを映画館で観られて嬉しかった~!圧巻でした。
観終わって思ったのは・・・寅さんって無法松じゃん!
身分違いの恋に悩んだり告白できなかったり。無法松は悲劇的な最期だけど、寅さんはふらっと消えて、どこかのお祭りで啖呵売やって明るく生きてく…そこが違うだけ。
無法松は、何回も映像化されてて、同じ稲垣浩監督作品の1943年版も名作らしいんですよね。先日の「朝十」では続けて上映されてたんだけど見逃してしまった…予告編観るとオープニングから同じ!…いつか観たい。
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