明日11月15日(木)は上ヶ原公民館レッスンです&映画「ガンジスに還る」を観ました
明日11月15日(木)は上ヶ原公民館レッスンです。今のところ1部の方が若干空いています。でもどちらもまだお入り頂けますので、直前のご連絡でもお待ちしております!
YOGAのご経験のない方や、むか~し体験レッスンに行ったきり、という方も是非どうぞ。
取っ掛かりとしては、肩凝りや腰痛の緩和(あるいは冷え取り、あるいはダイエット、などいろいろ)を目指してやってみる・・・そして、少し続けていくと「身体に良いと思って始めてみたら、いつのまにか心も落ち着いてきた」という方がすごく多いです。
・周りと比べないこと
・自分の内側と対話すること
この動きは、自分の中のどこが気持ち良くてどこが痛いのか?
アサナの形を周りの人と競うのではなく、この形を作っている時、自分自身はどう感じるのか?
を、ゆっくりとアサナを作ることによって意識するようになり・・・
その結果、自分自身を冷静に観察する癖がつき、イライラしたり、腹が立ったり、というような突発的な感情もコントロールできるようになります。
身体からのアプローチが、気がつけば精神面まで向上している喜びを、ご一緒に感じてみましょう。
只今公開中のインド映画「ガンジスに還る」を観てきました。
これはもう邦題通りの作品です。
原題は「Mukti Bhawan」(ヒンドゥー語)・・・Muktiは輪廻からの脱却というような意味。Bhawanは建物の意。
英題は「Hotel Salvation」で「救済宿」?
この宿が映画の主な舞台になります。字幕では「解脱の家」と訳されていました。
ある日、不思議な夢を見て自らの死期を悟った父ダヤは、ガンジス河の畔の聖地バラナシに行くと宣言する。家族の反対にも決意を曲げないダヤに、仕方なく仕事人間の息子ラジーヴが付き添うことに。安らかな死を求める人々が集う施設「解脱の家」にたどり着き、ダヤは残された時間を施設の仲間とともに心穏やかに過ごそうとするが、ラジーヴとは何かと衝突してしまう。しかし、雄大なガンジス河の流れが、次第に父子の関係を解きほぐしていく。(映画.comより)
静かでしっとりとした作品。インド映画といえば最近では「バーフバリ」というとんでもなくドラマチックで血沸き肉躍るエンタメを観たばかりですが・・・
印象としてはまるっきり逆(๑ʘ∆ʘ๑)
だけど、輪廻を信じ、肉体の死を、巡りゆく命の一区切りと捉える思想は同じものでした。
高度成長期にあるインドの会社社会で翻弄される息子と、そういったところからリタイヤして、最期の日々を聖地バラナシで過ごしたいと望む父親。そんな時だからこそ本音でぶつかれる瞬間と、互いを通して自分を見つめ直す瞬間が、淡々とした描写の中で浮かび上がります。
ガートにある大きな火葬場や河岸でのプージャのシーンはドキュメンタリータッチでとても神聖な映像でした。
3年前に、ウッタル プラデーシュ州のガー・マックトシュワー近辺にYOGA修行に行ったのですが、そこにもガンガー沿いに火葬場(と言っても浜辺で大きな焚火をしてるだけって感じ。もちろん屋根なし。ただの野外・・・)があり、映画と同じように大量の薪が積み上げられていました。
遠目から炎が上がっているのが見えて、日本とは全く違う送り方にただ唖然とした記憶があります。
主人公の老人は言います。
「身体はなくなっても魂は残る」と。
字幕で「魂」と訳されていた台詞は「Ātman」アートマン、と言っていました(そこだけは聞き取れた( ^-^)ノ)
余談ですが、上映前の入れ替え時、YOGAの先輩のNさん(80代・男性)とばったり遭って驚きました!
私が観た回は、殆どが高齢の方でした。
yogiやyogini、中高年の方にはものすごく響く作品だと思います。
ほのかなユーモアも面白かった!おすすめです。
0コメント