スワミ パラマートマーナンダ サラスヴァティ来日特別講話 に参加してきました。

神戸の御影公会堂で2日間にわたって行われたヴェーダーンタの講話会。
私は1日目は別のヴェーダーンタ勉強会の予定が入っていたので、2日目のみ参加させて頂きました（早めに申し込んだから行けましたが、満員でキャンセル待ちも出たそうです）。

初めて、スワミ パラマートマーナンダジのお話を聴きました。
笑顔が素敵で、よく響くお声で、大海のような穏やかさと力強さを湛えたスワミジーでした。

この世界のすべては、原因があって生まれてきている
そしてそれらは、物理的な法則に則って存在している
故に、あなたの生活は、そのカルマとその結果に則って在る

すべてを作る秩序・法則は間違うことはない
それらを避けて通ることはできない
故に、すべてを天から与えられているギフトだと思えば、すべてを受け入れることができる

この思いで行動できれば、それはカルマ・ヨーガとなる
心が静まり、瞑想ができる

瞑想ができる人とは、
与えることができる人
共有することができる人
調和の人
自分も他者も幸せにすることができる人

…通訳の方のおかげで、とても分かりやすく、シンプルに心に入ってきました。

私は普段、日本ヴェーダーンタ協会のスワミジーの下で学んでいるので、違うスワミジーと違う参加者と一緒というのがまずとても新鮮。
こちらの皆さんは、若い方が多くて驚きました。
そして、チャンティングのメロディーが違うのもびっくりでした！
同じヴェーダ讃歌なので歌詞は一緒だけど、なんというか、軽快な感じ。

私、サンスクリット語は殆ど分からず、マントラは丸暗記で唱えているのですが、そんな私でも「あ、すごく良い発音…」と分かるほど流暢で、とても心地よかった。

そして1番思ったことは、
初めての場所でも、初めてお会いしたスワミジーでも、講話を聴くとこんなに胸が熱くなるのは、やっぱりヴェーダーンタの教えが美しく神聖なものだから。

この年になって、目の前にどーん！と聳え立つ山を見つけてしまったのだから、これはもう登るしかないでしょう。一生勉強。一生登山です。

この日はランチにカレー、午後にはチャイも頂けました。

最後のプージャでは、主催の方が丁寧にスタッフの方を労っていらして、ほんと、若いのに偉いなあ…自分あれくらいの歳の頃ってYOGAとかヴェーダとか何にも知らなかったし…と感心したり羨ましかったり。

素敵な1日でした。