Karma と Karma Yoga について学んでいます
先週末は、東京で、Krishna Guruji のYOGA哲学講座。
3か月前に受けられなかった分の振替受講でした。KarmaとKarma yogaについて。
Karma。カルマ。
どうでしょうこの言葉。一般的にはあまり使わないでしょうか。
ちょっと「(日本ではあまり印象の良くない)宗教」的な匂いがしますでしょうか。
カルマとは、行為、行動という意味のサンスクリット語です(もう1つ、儀式という意味もあります)。
行為、行動って何だかざっくりしてますね。
でもそのまんまで、何をやってもすべてカルマ。
で、Karma Yoga 。カルマヨーガ。
これはよく「奉仕のyoga」とか「働きのyoga」というふうに表されます。
マザー・テレサは偉大なKarma Yogaの実践者と言われていますね。
見返りを求めない、結果を求める思索を放棄することで、カルマはカルマヨーガになるのです。
例えばボランティアはカルマヨーガか?
相手からのお礼や感謝の言葉を期待しながら行うボランティアは、カルマヨーガではありません。カルマではあるけれども。
なのでボランティアとカルマヨーガはイコールではない。
逆に
なんの見返りも期待せずにただ働いた。その行為が誰かに感謝され、結果、幾何かの謝礼を貰った。
これはカルマヨーガ。
なので、カルマヨーガとは「働き」「行為」だけではなく、そこにどのような「思い」を載せるか(あるいは排除するか)が鍵になるのですね。
見返りを期待しない。
これは現代の私達にとってはほぼ不可能なんじゃないか?とも思うんですが・・・
でもでも、
日常生活の中で(家庭内でも友人関係においても)周囲に何らかの期待をしてそれが叶わなかったときの虚脱感やいら立ち。
これは本当に不毛です。
相手と自分は違うのだから、期待通りに反応してくれる訳がない。勝手に期待しているのはこちらだけで、向こうには向こうの言い分があるのです。
というようなことを、ふっと冷静になって気づけるようになると、カルマがカルマヨーガに1歩近づきます!
ところで、この講座の翌日、日本ヴェーダーンタ協会のバガヴァッド・ギーター勉強会に初めて参加させて頂きました!
久しぶりに九段下で降りて千鳥ヶ淵を歩いて・・・
月1回、インド大使館で行われています。今回の上京日とちょうど日が合ったので参加を申し込みました。
バガヴァッド・ギーターを皆で音読して、Swami Medasananda師が日本語で解説して下さいます。
この日は17章11~20節(ギーターは18章からなるのでもう終盤)でしたが、なんとメインのお話がKarma!
ありがとう共時性!ありがとう神様!
YOGAを学んで10年経って、やっと、聖典の大切さや面白さを少しずつ感じられるようになってきました。
道のりは長く果てしないのですが、今はやりたくて仕方ない!って気持ちです。頑張ります。
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