ブックカバーチャレンジ(上)
ここ数年、ほったらかしだったFacebookのアカウント。
この度のコロナ騒ぎで、様々なバトンリレーが行われているようで…全く知りませんでした。
YOGA仲間から太陽礼拝バトンなるものが回ってきて、へえ~~~、と思い、参加したら、次は、違うYOGA仲間から、ブックカバーチャレンジというバトンが回ってきました。
聞くと結構ハードなルールで…毎日1冊ずつ本の表紙を写真でUP。そして1日毎に違う人にバトンを回す、という…じゃあ計7人に回すの?
勿論、受ける受けないは自由だし途中で止まっちゃってもOKと。実際、あちこちでこのバトンは廻っていて(ネズミ講式に子が増えてるから)、このルール故に次の人が決まっていないパターンもあるみたい。
じゃあもうこのルール取っ払ってブックレビューしたい人だけしたらいいのに!
と思っていたら、私の友人達はさすがと言うかやっぱりと言うか、2人から回ってきたからと、一気に14冊!を1枚の写真に収めてUPしたり、きっぱりと、1冊だけ!と明記して紹介していたり…フリーダム!
私は現在4日目で、自分の本棚で候補者を選んでいたら7冊ではぜーんぜん収まりそうになし、です。まあ7日で終わりにしようとは思いますが、今手元にある本は、基本的には全部墓場に持っていきたいくらい大事な本なんですよね。
これ以上増やさないように、とできるだけ吟味して買うので(読むのだけは図書館にリクエストかけてがんがん読みます。でも、これ買おう!というのはそう多くない)、どれも本当に大事だし、思い入れもある。
と言う訳で、今日までFacebookにUPした分をここで紹介します。
1日目は、yogini必読のこれ。Bhagavad Gita
「神の詩 バガヴァッド・ギーター」
沢山の翻訳が出ているけど、田中かんぎょくさんの訳が1番すーきー。
2日目は「アンネの日記」
これ全部同じものです。だから1冊扱いで!
右上のカバーがないものだけ皆藤幸蔵氏翻訳で、中1の時に初めて買った文庫本(1979年13刷)
あとのものは今も続く深町眞理子氏の翻訳で数年毎に、研究版、完全版、増補改訂版、と出ています。
映画も舞台も関連本も、それからアムステルダムの隠れ家も網羅しております。
アンネ・フランク、生きていたら今年91歳です。
3日目はだいだいだいすきなドイツの児童文学「エーミールと探偵たち」
作者のエーリヒ・ケストナー氏の作品は「点子ちゃんとアントン」「飛ぶ教室」「動物会議」「ふたりのロッテ」…みんな好き!
彼の作品の中では子ども達が皆きびきびと楽しそうで、大人達はそんな子どもにやり込められる。読む度に「いいぞお!」って思う。
子どもから良い部分がどんどんなくなっていった完全退行形態が大人なのだ。まだまだ大人になりたくない!
4日目は、河合隼雄先生の関西弁があたたかい「Q&A こころの子育て」
息子が中2の時に不登校になり、いろんな本に縋ったけど、本なんか読んだって何もなりまへんでー子どもと真剣に向き合いなはれ!とがつんと言ってくれたのがこれ。
劇薬ですよ。
Q 子どもがしていることがどうしても受け容れられません。
A そういう状況を、親も一緒になって作ってきたわけです。
とかもう!
子どもが然るべき時に然るべき方法で拗らせてくれたことで、私は救われました。あの時がなかったら今はないと思ってます。
これもすごい
Q 「死」については、どのように教えるのがよいでしょう。
A もう、自分が思っていることを言うしかないですね。
結局、子ども云々より自分がどう思うかを探り続けるしかないのだ、と気付かせてくれた本。
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