映画「或る終焉」

この映画、何の予備知識もなく、ティム・ロス主演だ!なら映画館で観たい!という気持ちだけで観てきたんですが・・・とてもとても良かったです!

死期が迫った患者の看護師として働くデビッド。息子の死をきっかけに元妻や娘と疎遠になった彼は、患者の在宅看護とエクササイズに励むだけの寂しい日々を送っており、患者たちとの親密な関係が心の拠りどころとなっていた。そんなある日、デビッドは末期がん患者のマーサから、安楽死を手伝ってほしいと頼まれる。(「映画.com」より)



T.ロス扮する看護師と患者の対話や、患者を世話する時の所作が、ものすごく自然で(あと、患者役の俳優さん達が皆本当に「終末期」って感じでリアル・・・)、観ながら本当にいろいろ考えてしまいました。

というのも、この映画、音楽がほとんどなくて、会話も少ない。生活音や自然音は入るけど、全編とても静かで、映像も「解りやすい描写」があまりないのです。かといって、話を追うのが大変、という訳でもなく、心地良いけれども、訴えかけてくるメッセージはかなりきつい・・・という щ(゚Д゚щ)

主役のT.ロスの、謎めいていて何とも不安定な感じにどんどん引き込まれていって、引き込まれながらも、自分や肉親の終末期を想像したりして、逝く側や看取る側、それぞれの思いを考えたりして、そんな風に考えながらも、心の中は少しずつ静まっていって・・・

すごく不思議な魅力のある作品でした。

観る側に委ねられるものが大きな作品だな、と思いました。


原題は「chronic」。慢性の、とか、長患い、という意味だそうです。
でも「或る終焉」っていう邦題、良いな、と思います。

第68回カンヌ国際映画祭・脚本賞受賞作品。



で、今回のT.ロスすごく素敵だったんですが。

若い頃のも良いよね!


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