ポール・ブラントン抄読講座を受けています
日本マタニティ・ヨーガ協会の、ポール・ブラントン抄読 オンライン講座。
第5シーズンの今回は「高次元の治癒力」がテーマです。
1回目の今日は、肉体的健康のスピリチュアルな重要性についての文章が並びました。
ポール・ブラントン氏は、ラマナ・マハルシの弟子でもあるので、その思想はヴェーダーンタがベースになっています。なので肉体からのアプローチとしてYOGAにも触れていて、ハタ・ヨーガの行者の厳しい修行についての描写もあります。
ポール・ブラントンは「肉体はこの地上で自己成長するための道具である」と書いていて、これはカタ・ウパニシャッドの十頭立ての馬車の例えと通じます。
より長く、より深く学び続けるためには、健康な身体を維持する必要がある、と。
けれども、肉体の命には限りがあり、誰もが例外なくその形を亡くす。
不毛な抗い方をせずに、こまめにメンテナンスをしながら、でもいつかはこの道具を失う覚悟を持ちつつ生きる。
そして、生きている間は自己成長の為の努力を続ける必要がある。
YOGAを続けていて、アサナではなく聖典学習や瞑想の方が奥が深く大切なのではないか、と思った時期がありました。
でも、深い学びの為には強い身体が必要で、アサナの練習をしなければ、座り続けたり沈黙を守り続けることも辛くなる。
身体は加齢とともに傷んでくるから大事に、でも甘やかさずに鍛えなければ、と思います。
ポール・ブラントン氏によるラマナ本。
読む度に響く箇所が違う。そして体調が悪い時にはページが全く進まない…でも気づくとパラパラしてしまう1冊です。
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