キャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズのこと
去年末に、レイア姫でおなじみのキャリー・フィッシャーが亡くなりましたね・・・若すぎる死に驚きましたが、更に驚いたのは、翌日にお母さんのデビー・レイノルズも亡くなってしまったこと!
デビー・レイノルズといえば、やっぱり
トシいってからの「That's Entertainment!」「That's Entertainment! Ⅲ」ではナビゲーターで出てて、私はこのシリーズが大好きです。
で、娘のキャリー・フィッシャーは、レイア姫以外だと「ブルース・ブラザース」で、ジョン・ベルーシの彼女役が有名・・・不気味なダメダメ女が妙にはまってました。
この人は、SWシリーズやブルース・ブラザースあたりから、お酒やドラッグに溺れて、当時かなり荒れた生活をしていたと本人が告白しています。
(ちなみに亡くなるちょっと前に、SWの撮影中ハリソン・フォードと付き合ってたと暴露?してましたが、ブルース・ブラザース撮影中はダン・エイクロイドと付き合ってたらしい・・・だからそういうヒトなんだと思いますヾ(・ε・。)
で、彼女は女優だけでなく、脚本も書くようになり、1990年には「ハリウッドにくちづけ」という映画になりました。
この作品は、自伝的な要素がかなり強いと当時から言われていて、人気歌手の母とダメ娘の物語を、なんとシャーリー・マクレーンとメリル・ストリープが演じています。当時でも今でも超豪華キャストですね!
原題は「崖っぷちからのハガキ」という意味・・・意味深・・・
更に、この映画の撮影エピソードは、母親役のシャーリー・マクレーンが自身の著作で克明に描いています。
映画は、有名人の子どもに生まれたことで、自分の人生を生きられないと自暴自棄になる娘と、パフォーマーと母親という立場を両立させようともがく母の物語。
そして、本は、そんな母を演じるシャーリー・マクレーン自身の、母や娘との確執から和解の物語。
すべてが何らかの形で繋がって、捻じれたり入れ子になっているような不思議な関係・・・
どの作品もみんな好きなので、2人立て続けに逝ってしまったことは本当にショックでした。
これらの映画や本に初めて接したのはずいぶん昔のことで、当時の自分の記憶も戻ってきたりして。どんな時も、映画と本はいつもそばにいてくれたなあ、と。
レイア姫は、今年12月にエピソード8が公開されて、それが遺作だそうです。
その前に「ローグ・ワン」観ないと!
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