映画「ヒトラーの忘れもの」を観ました

終戦直後のデンマークを舞台に、地雷撤去を強制される敗残ドイツ軍の少年兵たちの過酷な運命を、史実に基づいて描いた。第2次世界大戦後、デンマークの海岸沿いに残された無数の地雷を撤去するため、元ナチス・ドイツの少年兵たちが連れて来られる。彼らを指揮するデンマーク人軍曹はナチスに激しい憎しみを抱きながらも、無垢な少年たちが次々と命を落とすのを見て良心の呵責にさいなまれるようになっていく。(「映画.com」より)

今年1本目の映画がこれ。すっごく重くて、観ている間の緊張感の持続もきつくて、体力使いました・・・

去年観た「この世界の片隅に」は、戦争前~戦時下の市井の人達の小さな出来事が描かれた映画だったんですが、スタイルはまったく違っても、この作品もまた、戦争によって、肉体だけではなく精神的にも理不尽な仕打ちを受ける、末端の兵士たちが登場します。

言われるままに戦って、味方の武器で命を落とす悲劇
敵方に情が湧く自分自身を憎む悲劇
誰も責任をとれない世界に生きて、誰に怒りをぶつけても、その傷が癒えることのない悲劇

・・・これは相当にきっつい・・・

地雷といえば

もう10年近く前ですが、YOGAの師匠から、雑談の中で聴いた話があまりに衝撃で今でも忘れられません。

「地雷は、敵を殺すのではなく、片足だけを飛ばすように、あえて火薬の量を減らしてある。
1人の兵士が片足を失うと、その兵士を2~3人の兵士が助けなければならない。
結果的に、兵士3~4人分の戦力を奪うのと同じこと。1人殺すより、その方が効率的だから。
地雷というのはそれだけ残酷な武器である。」

人はとんでもなく惨いことを考えるものなんですね。

この映画、地雷で吹き飛ぶシーンも出てくるのですが、その描き方が素晴らしい(というのも変だけど)。
ただただ残酷ということではなく、こちらの胸に、がっちりと鍵針を引っかけてくるような物凄い描写。

戦争の悲劇のもう少し先を見せてくれるような作品です。

テアトル梅田、ほぼ満員でした。おすすめです!


東京国際映画祭で上映された時は仮タイトルで「地雷と少年兵」だったそうです。こっちの方が良いなあ・・・。



ゆとりらYOGA

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