こねこたちが我が家に来るまで ②
今年に入って1回、保護猫の譲渡会に行ってみました。
譲渡会に行くのは20年ぶりくらいで、もう記憶も朧だったのですが、見に行ってもその場ですぐ連れて帰る、という形ではないと告知されていましたし、良い出会いがあれば…くらいの気持ちで向かいました。
まだ春前で、こねこはおらず、小さい子でも7~8カ月くらい。10匹くらいいたかなあ。それぞれの保護親さん達が性格を教えて下さり、抱っこもさせてもらいました。
その時、比較的長毛の白黒の大きな子がいまして、ああ、可愛いな、と思い、引き取るまでの説明も聞いたのですが…。
家に帰ってから家族とも相談し、やっぱり今回はやめよう、と、保護親さんに申し込み撤回のご連絡をしました。
理由としては、引き渡しの際の条件が、「脱走対策を徹底することと、それがきちんとできているかどうか、窓や玄関周りの写真で審査する」というもので、それをクリアすることが私達には難しいと感じたからでした。
勿論、保護親さん達の言われることは尤もで、特に猫はちょっと油断するとするりと脱走する。我が家のコパンも数回脱走経験があり、その度に心配して探し回ったので、対策が大事なことはよく分かるのですが…でも、人と共存するということは他にも様々なリスクがあり、脱走対策だけをガチガチに固めるのはどうなん…?と思ってしまって。
今思うと、最初に厳しく伝えてスクリーニングされてるんでしょうね。
他にも、ケージの準備の義務や負担金の金額なども伝えられ…コパンやみねちを引き取った時とは全然違うなあ、20年前とは比べちゃダメか…と少々凹みました。
(保護親さん達の活動や、それにかかる心理的金銭的負担は本当に大変だろうと思うし頭が下がりますが)
要は、そういった諸々の感情を超えてでも、その長毛の猫さんと暮らしたい、という気持ちになれなかったという事です。ビビビとこないのなら今回はやめておこう、と。
きっと今頃は相性の良いどこかの家に引き取られて幸せに暮らしていると信じています!
ああ…今回は諦めよう、きっと天のコパンとみねちが、良い縁を持って来てくれるわ…と思っていたら、そこから1か月ちょい過ぎた頃…
以前から何回か声をかけてくれていた友達から
「先ほど仔猫をみつけました」
というLINEが!!!
まだこれでは終わらないのです!
つづく!
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