「バーフバリ」一気見!(映画感想)
インドの超大作「バーフバリ」シリーズ。
2018年に劇場で、2作目の「王の凱旋」の方を先に観たのでした。あまりの面白さに、すぐに1作目の「伝説誕生」はwowowで観て、いつかこの1作目も映画館で観たい、と切望していまして…。
このS.S.ラージャマウリ監督の最新作「RRR」に合わせて、バーフバリ再上映してくれた塚口サンサン劇場!ありがとう!!
YOGA友と2人で、「バーフバリ 伝説誕生 (158分)」と「バーフバリ 王の凱旋 (167分)」どちらも完全版…を続けて観て参りました。
途中15分の休憩挟んで、ず~~~っとバーフバリ…観てるだけで汗をかくほど燃焼しました。応援上映でもないのに!それくらい熱くて面白いバーフバリ!
最近のインド映画は、時間短めで歌やダンスのないミニシアター系?の作品も多くて、しかもそれらも凄く面白い。
だけど、「バーフバリ」はザ・王道!という感じで、とにかく長くてド派手、アクションシーンの激しさが天井知らずで、何周もして笑いも吹き飛んで感動してしまうというね…😍
合わせて5時間を超える超大作なので、あらすじを書くのも難しいんですけど、マヒシュマティ王国のバーフバリという王になる男の大河ドラマ、です!
選ばれし王者、バーフバリの神格化がすごくて、あまり人間味がない。
でもこのお話は、マハーバーラタやラーマーヤナの場面が引かれているな、と思えるシーンもあり、主人公のバーフバリは(実は父と子2人いて、どちらも同じ人が演じてるからややこしいんだけど…)クリシュナ神の茶目っ気と、アルジュナの強さと高貴さを表わしているな、と思いました。
人間関係というか家系図がそれなりに複雑で、それらを丁寧に描いているし、何より、バーフバリの兄(実際には従兄弟)であり、ライバルであり、最後は仇討の相手になるバラーラデーヴァとの関係と、最後の対決シーンがみっちりがっつり描かれるので、もうもう観てて過呼吸気味に😤
王家の愛憎ドラマではありますが、全てが教訓的で、壮大な戦場がそのまますっぽりと人の心中に落とし込まれるイメージです。
瞬時の判断ミスで大きな犠牲を払う武将、一時の感情に引きずられて制御不能になる政局、鎖で無理やり繋ぎ止めていた執着に最後は自身がからめ取られる権力者…ぜんぶぜんぶ、人間のエゴが呼び起こす災い。
そんな中で、すべてを自分事として冷静に受け止め、そのカルマを息子に繋いで戦いに向かわせるバーフバリはすごい💥💥💥
歌も踊りもロマンスもちゃんと入ってます。インドの女優さんってホント美しいな!
RRRも観たい😍
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