2月25日の、聖典「バガヴァッド・ギーター」大阪講話、無事終了しました。
去る2月25日(土)に、神奈川県逗子市にある「日本ヴェーダーンタ協会」の高僧、スワーミー・メーダサーナンダ師の講話会が開催され、盛況のうちに終了しました。
長年師事しているMさんを中心としたボランティアと、ご参加下さった受講者の皆さんのお陰で、今回も温かく素晴らしい時間になりました。
今回は、前回に続いてバガヴァッド・ギーター第4章「知識・行為・放棄の道」より。
4種類のヨーガの道の特徴…カルマ・ヨーガは働き・バクティ・ヨーガは感情(神への敬愛)・ラージャ・ヨーガは瞑想・ギャーナ・ヨーガは智識…から、そのギャーナ・ヨーガを進める為に大切なことは、マナナであることを詳しく解説して下さいました。
マナナの目的は、聞いたことを熟考し、深く理解すること。
では、何を聞き、どう教わり、どのように深く理解するのか?そしてその学びは実践にどう生かされるのか?
メーダサーナンダ師の穏やかで熱い講話は、東京のインド大使館や協会のYouTubeでも聴けますが、大阪にも定期的に来て下さいます。ご興味のある方はぜひ、ご参加下さい。
この日も聖典バガヴァッド・ギーターからいくつもの節をひいてお話下さいました。
私が大好きなこの1節も!
āpūryamāṇam acala-pratiṣṭhaṁ samudram āpaḥ praviśanti yadvat /
tadvat kāmā yaṁ praviśanti sarve sa śāntim āpnoti na kāma-kāmī //2-70
無数の河川が流れ入っても 海は泰然として不動である
様々な欲望が次々に起こっても 追わず取り合わずにいる人は平安である
外側の変化によって内側までざわついてしまうのでは、海には程遠いですね…
「泰然として不動」でありたいといつも思います。とても難しいのですけど。
メーダサーナンダ師は、次回は4月22日(土)にまた大阪に来て下さいます!
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