うちこさんの神戸レッスンへ
年に2回、神戸に来て下さるうちこさん。
この方の読書会や座学、アサナのレッスンに参加して、4年くらいになります。
ぽつぽつ顔見知りの方も増えてきて嬉しいです。
読書会、今回の課題図書は、エーリッヒ・フロムの「愛するということ」。
普段の自分ならまず読まない本。内容はタイトル通りです!
ひたすら、ただひたすら「愛するということ」はどういうことかを懇々と説いてくれます。そこに物語がないので、正直読みにくいのだけれど、読了後はずっしりと重たいギフトを受け取った気分に(^∇^)
今回これを書くにあたってぱらぱらと読み返して刺さったのは以下の部分。
現代では、集中力を身につけることは規律よりもはるかにむずかしい。なにしろ現代社会では、誰もが集中力に逆らって生きているように思われる。集中力の習得においていちばん重要なステップは、本も読まず、ラジオも聞かず、タバコも吸わず、酒も飲まずに、一人でじっとしていられるようになることだ。実際、集中できるということは、一人きりでいられるということであり、一人でいられるようになることは、愛することができるようになるために一つの必須条件である。もし、自分の足で立てないという理由で、誰か他人にしがみつくとしたら、その相手は命の恩人にはなりうるかもしれないが、二人の関係は愛の関係ではない。逆説的ではあるが、一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ。(P166~167「第4章 愛の修練」)
「集中する」という、ある意味訓練で上達する能力が、愛することと密接に繋がっているなんて、考えたこともなかった…
「愛する」という動詞はとっても包括的な言葉で、恋愛も家族愛も友愛も性愛も全部この言葉で表せてしまうのだけれど、要は、自分を愛することができなければ、他者を愛することなど適わない、ということをこの本は教えてくれます。
今回のうちこさんの他のレッスンは、初めてのサンスクリット語の写経!もあったりして.._〆(Θωθ*)
そしていつものアサナのレッスンもあり、楽しい楽しい2日間でした!
アシュタンガの後のヨガニドラが至福…!
いつもありがとうございます~!
楽しいうちこさんのブログはこちらです。
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