声をあげるまでのプロセスについて
先週から、ある芸人さんが多目的トイレでどうのこうのっていうゴシップがすごくて、ネット開くたびにニュースに上がってます。
(有吉のFMラジオで、このこと全然触れてないのにめっちゃ面白かった!)
私はTVを観ないけど、まだ学校に短時間しか行かないようなこの時期、子どもたちが家にいる時に、情報番組でこの話題やってんの?お母さんTVつけらんないよね?子どもに何か聞かれたらどうやって説明してんの?と心配になってしまう…
で、この話題に比べたら大変に地味なのですが、アップリンクという映画会社がありまして、6月16日、ここの元従業員の5人の方が、社長からパワーハラスメントを受けたとして
損害賠償を求める訴訟を起こしました。
今日19日には社長がHPで公式に謝罪と、今後の対応についての見解をUPしています。
この2つの事件は、カルチャーのジャンルはもとより、トラブルの内容も世間への影響も全然違うのですが。
どちらも「こんな状況、もう我慢できない!」と声を上げるまでに、どのような心の変化があったのだろうか、と思うだけで、心拍数が上がる気がします…( ̄◇ ̄;)
屈辱的な言動を浴びて、悲しんだり怒ったり、そういった負の感情を抑え込んで、抑え込み続けるためには、自分にも非があるのでは、という思考に変化させて、現状に自分の心身を嵌め込む努力をすることで、自分の立ち位置と居場所を失わないように努力して。
そのうち、こういう思いをしているのは自分だけではない、どうやら他にもいるみたい、と気づき、感情と情報を、当事者同士や、或いは打ち明けられる人と共有していくうちに、今の状況はおかしい、是正するために何ができるのか、を考え始め…
大きな力を持つ場所に行き訴えかける。
ものすごいエネルギーがいるな…
何度も言いますが、上の2つの事件は全く違う内容で、並べるのはいささか無理があるなあ、と自分でもわかっているのですが…
でも、人が内面的に傷つき、追い詰められて、反撃に出るまでの心のありようには、何かしらの共通点があるように思えてなりません。
傷ついた(と自分が自覚した)時、なぜそう思ったのか、この先どうすればいいのか…自身への観察&あらゆる可能性を探っていけるだけの余裕を持ちたい。
その瞬間にそんな余裕なんてないかもしれないけど、でも普段から観察していれば、不可能ではないような気もします。挑戦するだけの価値はあると思います。
YOGAのアサナも瞑想も、そんな時の為の訓練になると思っています。
でもまあ、
できることなら、この先、こういう経験はせず穏やかに年をとりたいですね。
だけど備えは怠らず、明日もYOGAをしようと思います!
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