逗子のヴェーダーンタ協会に行ってきました。



コロナ禍になってからは、埼玉での月1回のYOGA指導も伺えずにいたのですが、会場が制限付きで使えるようになったことと、皆さんからご要望頂いたこともあり、先日久しぶりに上京しました。

そして帰阪する日、神奈川県逗子市に移動しまして、日本ヴェーダーンタ協会にお邪魔しました。

こちらには、今年1月、Sri Sarada Deviの生誕祭に参加して以来…今年はもう行けないだろうなあ、と半ば諦めていたのですが…

この日は、毎月ある午後例会の日で、Swami Medasananda師(私達はMaharajiとお呼びしています)の講話が聴ける日でした。

いつもは「瞑想と霊性の生活」という本をテキストにお話が進むのですが、この時は、神に捧げる歌がテーマで、Maharajiはバジャンとキルタンをたくさん歌って下さいました!


その時の様子がこちらに上がっています。

↑ 58:30あたりからずーっと神への讃歌が続きます。


最後の方は、参加者全員で唱和と手拍子。

神聖な時間でした!

終了後、すぐに失礼するつもりでしたが、あまりに素晴らしい時間だったので、名残惜しくて、夕方のティータイムまでいさせて頂いて…

熱いチャイとプラサード(神様のおさがり)のクッキーを頂きながら、ふと気づいたことがありました。

ヴェーダーンタ協会は逗子の高台に建つ、古くて大きな戸建てのおうちです。

中も、フローリングというよりは「板間」の廊下と畳敷きのお部屋がメインで、サッシには障子がはまってて…

古いヒーターから温風が出てて、Maharajiの後ろには障子の桟が見える。

畳には絨毯が敷いてある。

バジャンの余韻に浸りながら、皆でMaharajiを囲んでいろんな話をして、笑う。

この風景、というか空気を、私は確かに知っている。遠い昔に感じたことがある。

それは幼少時の家の記憶でした。

両親と兄弟と、暖かい部屋でのんびり冗談を言い合いながら過ごした時間。

険悪さも疑念もまるでない、信頼に包まれた時間。

勿論そんな時ばかりではなかったけど、確かに経験した時間。

久しく忘れていたけど、自分の中にこんなチッタ(心素)があったとは!!

ものすごく大きな発見でした。

聖典の学び、だけでなく、自分の来し方についてもじっくり考える時期なのかもしれない…と考えながら、新幹線で帰阪しました。

↑ Swami Medasanandaji の数あるご著書の中の1冊。
ヘンなオカルト、ヘンなスピではないよ!生と死の不思議についてとても解りやすく説いて下さっています。

ゆとりらYOGA

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