ウパニシャッド講義を受けています
今年1月から始まった、日本ヴェーダーンタ協会・Swami Medhasanandaji による、オンラインクラスに参加しています。
「ウィークリー・ウパニシャッド・クラス」という名称で、毎週水曜日の朝8:30から45分間のクラスです。
以前、東京や大阪で開催されていた講座の続きになるのですが、Maharajiのご体調がすぐれなかったこととコロナ禍があり、約2年ぶりの再開となりました。
ですので、リスタートの初回から今までの3回は、中身には入らず「ウパニシャッド」というサンスクリット語の本来の意味や、この大いなる原典の歴史を基礎から解説して下さっています。
私は最近まで、バガヴァッド・ギーターはとても面白いと思い、何度も読み返していたのですが、ヨーガ・スートラやウパニシャッドは難しいし読みにくいし、正直しんどいわ…と思っていました
ギーターは、クリシュナが驚異の忍耐力でアルジュナを説得にかかる感じに引き込まれるし(勿論気持ちはアルジュナ側!)物語も頭に描きやすい。
何せ、アルジュナは屈強な武将で、これから戦わなければならないのに、戦場に向かう途中で、いやだいやだ~と言い出すのを、御者で友人(のフリした本当は神様)のクリシュナが、そんなこと言わないで自分の務めを果たしなさい、と、いろんな角度から口説き落とす…という、ほぼ2人の掛け合いだけのお話です。これが面白いし、読めば読むほど、全文名言じゃん…と思うほど格調高い。
(ちなみに、日本ヴェーダーンタ協会では、月1回、東京のインド大使館で「バガヴァッド・ギーター講義」が今月から復活しました!こちらも映像がUPされています)
ですが、ウパニシャッドはいろんな文章…長いの短いの、物語だったり演説みたいのだったり、と統一感がまるでなくて、とにかく難しい。1回2回読んでだけでは全然解らないです。が…
5年前にインド・ガナガンガの集中修行に参加して、「カタ・ウパニシャッド」の講義を受けた時、父と息子と死神が登場する、物語スタイルだったこともあって、
あれ?これは…面白いかも…と思えました。勿論、理解できているかどうかというのはまた別問題なんですが、とりあえず第1関門は突破(*´﹀`*)
それから、日々の瞑想や礼拝に加えて、少しずつ聖典を読み進める時にウパニシャッドにも挑戦してみました(ほぼ眠くなるんですケド…)
そして今年のお正月に、ヨーガ・ニケタンのオンライン修行会で「マーンドゥキャ・ウパニシャッド」の講義を受けて、この短い文章の奥深さが、ほんの少し解りかけてきたような気持になりました。
ウパニシャッド、面白いかも!
難しいなあ、と思う気持ちは変わらないけど、取り組んでみたいかも!
今までの講義映像もYouTubeにUPされています!
初めてヴェーダーンタを学ぶ方、基礎から学び直したい方…チャンスです!
zoomによるレクチャーで、最初に申し込んでミーティングIDを教えて貰う必要がありますが、その後は出欠の連絡なしに、自由に参加出来ますよ。
もう少ししたら「カタ・ウパニシャッド」の中盤からの講義が始まるようですので、ご興味ある方は是非。
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