今週の上ヶ原公民館レッスンは21日(金)です!
毎月第1・第3木曜日に開催している上ヶ原公民館でのYOGAレッスンですが、今週は珍しく曜日が違います。
21日の金曜日に移行してのレッスンになりますので、どうぞお間違いのないようご注意下さい!
時間は変わりません。1部、2部ともお席に余裕がありますので、飛び込み歓迎です。ご都合つく方は是非!
今月上旬の週末は、愛媛県今治市まで1泊2日のインド哲学リトリートに参加してきました。
滞在中、というか往路復路も含めてず~っと大雨で、講義中に、スマホから緊急避難勧告の大きなチャイムが鳴り響いたりして、不安になったりもしましたが、外に出られない分、静かな時間をより多く過ごすことが出来ました。
スタッフの方々や参加の皆さんとも、すぐに打ち解けることが出来て、ヴェーダの智慧を学ぶ者同士の分かち合いの素晴らしさを今回も感じました。
今回の講義は、アサナ・プラーナーヤーマ・プラティヤハラについて。
YOGAの八支則(ヤマ・ニヤマ・アサナ・プラーナーヤーマ・プラティヤハラ・ダーラナ・ディヤーナ・サマーディ)の中で、一般的なYOGAのクラスで誘導しているのは殆どアサナだけです。あとは呼吸法をプラーナーヤーマと言うことはありますが、厳密な意味では違います。
アサナも「体操」と捉えられることが多く、勿論それはそうなのですが、なぜ体操なのか?なぜ体を動かすのか?その目的は何なのか?インド5000年の智慧から紐解いていくと、痩せる為とか、腰痛緩和の為とか、そういった理由からは程遠い、全く違う世界が開けてきます。
プラーナーヤーマは、直訳すると
プラーナ・・・生命エネルギー
アーヤーマ・・・コントロール
と言う意味です。
生命エネルギー(生命力とか活力と言っても良いかも知れません)をコントロールするためには、身体の中に縦に7か所あるエネルギーが集まる場所(チャクラと呼ばれます)の力を上げる必要があり、そのためには、呼吸をコントロールすることが必要になってくると。
で、プラティヤハラあたりから、八支則の中で段々あやふやになってくるところでして・・・一般的には「制感」とか「感情のコントロール」等と訳される事が多いようです。
プラティヤハラは、「心」を「感覚」から引き戻す、ということ。
それは、外の感覚(暑さ寒さとか匂いとか音も景色も)だけでなく、内側の感覚(記憶)からも、すべて引き離すということ。
内にも外にも影響されないこと。
そのことが、その先のダーラナ(集中)、ディヤーナ(瞑想)へと進み、最後にはサマーディ(三昧)へと到達するのだと言われます。
なので、話を戻すと、最終的にそこに行きつくためのアサナであり、その基盤として、日常生活の中でこつこつ行うのがヤマ(してはいけない規則)であり、ニヤマ(守るべき規則)なのだということ。
(YOGAの八支則については至るところに詳しい説明がありますので、ご興味ある方はどうぞ検索してみて下さい!)
今回も、Swami Medasananda師の熱い講話を伺って、皆でマントラを唱えたり、早朝に長い瞑想をしたり、アサナ実習やサットサンガの時間もあり、本当に濃密な2日間でした。
思いがけない再会もあり、自分がこのリトリートに参加したのは、神様がきちんとレールを敷いて下さっていたんだなと実感しました。
すべてに感謝!です。
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