インド・YOGA集中修行の旅②

翌日はデリーから聖地ガナガンガへ!

3~4人ずつ車に分乗しての移動。私達の車には、現地サポートスタッフのAさんという、日本語を学ぶ大学生の方が同乗して下さいました。無口で控えめな男性でしたが、日本語が通じるのでぽつぽつと言葉を交わして楽しい時間でした。


デリーの空気の汚さ、埃っぽさには正直閉口・・・

鉄塔にびっしり止まっているのはカラスです。

空には無数のカラスが飛び交っていました。餌がたくさんあるんでしょう。

人も動物もゴミも多い!


とにかく車の運転が激しい。交通渋滞が凄い。

そして、渋滞にはまると「それっ」とばかりに、物売りや物乞いが車に寄ってきます。

スタッフの方から「窓は開けないで。無視して下さい。」と言われていましたが、小さな子どもや赤ちゃんを抱いた母親が窓を、こんこんこんこん、ず~っと叩いてくると、いたたまれない思いに・・・

薄っぺらな同情心で施すのが良いとは思わないけれども、無視するのは自分の罪悪感との闘いで、でも、あちらにしてみれば、誰でも良いからバクシーシ!ってことでしょう。

という風に、あちらの意図とは全く関係なく、こちらの心の中は大きく揺らぎます。

そしてこの揺らぎを感じることで、自分は大きな問いを投げかけられてるんだと気づきます。


最初のうちは、同じ地球に暮らしているのに、私達と彼らの差ってなんなんだろう?みたいに思っていたんですが・・・


段々、彼らの身体と精神の強さ、たくましさを羨ましく思う瞬間が増えてきました。


この人達は「幸せは物質の中にあるのではない」というYOGAの智慧を体現しているのではないか?

ある意味、人間としての真っ当な必然性と欲望に忠実に生きている人たちなのではないか?

なんてことを考えながら・・・

バラタ・ヨーガ・ニケタンに到着!

去年の春に開所したばかりの新しいアシュラム(道場)です。日本人の方(ヨーガ・ニケタンの大先輩)の寄附で建った施設だそうで、記念碑もありました。

ここからガンジス河までは歩いて行けます!

地面が煙っているのは写っていないところで火葬が行われているから。
この後も火葬の様子は何度か見ました。日本のように窯(?)ではなく、地面に穴を掘って薪をくべて燃やすようです。

こっちを見ながらひゃあひゃあ言って沐浴するおじさんたち。

めっちゃ嬉しそうでした。珍しいもん見たって感じだったのか(アシュラムにいる間、日本人は私たち以外いませんでした)、こっち見て~!ってことだったのか・・・


河辺に観覧車があり、なぜかそれに乗る羽目に!

そしてこの観覧車、速くなったり遅くなったり逆回転したり、そしてそして何周もぐるぐる回って止まらない!乗車口の少年のさじ加減って感じでヾ(゚д゚)ノ゛

おまけに箱が、ホントにただのカゴで、ドアも鎖もないし、全方角丸見えで怖かった・・・!


1番高いところからから見たガンジス河

降りたらへろへろになりました・・・ヽ( ;´Д`)ノ


初ガンジスは、ゆったりと揺蕩う緑の湖、って印象でした(下流なので海が近くて河幅も大きいのです)。

やっとここまで来た!見れた!っていう思いで、静かな感動が湧き上がってきたのですが・・・

ここから、静かどころか、心の奥底に怒涛の変化が訪れます。

つづく

ゆとりらYOGA

兵庫県西宮市の自宅スペース他、あちこちで、ヨーガ療法を主体にした YOGAをお伝えしています。 お問合せは、下のメールフォームか、 yutorelayoga☆gmail.com(☆を@に変えて下さい) までどうぞ。

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