インド・YOGA集中修行の旅④
今回の旅は観光地ではないので、近くにホテルがない。
アシュラムから車で30分ほどのところにある小さなホテルに3泊しました。
これバスルーム。
右上の白いタンクでお湯を沸かします(バケツ1杯分くらい)。で、このお湯で髪も頭も洗います。
最後の日はなんとなくべとっとしてきましたよヾ(ω` )/
部屋は、簡素というかカビくさいというか・・・
でもシーツはきれいでしたしベッドもスプリングが出てなかったしダニにもやられなかったし・・・
何より、少々汚かったり臭かったりは慣れてきました!
ガンジス河で2日間、YOGAをしました。
1時間、ただ座って内面と対話する瞑想のYOGA。
そしてアサナ(ポーズ)を作るYOGA。
気がつくとおひさまが射していて
明るいおひさまと広いガンジス河に抱かれて
こんなしあわせなことがあるだろうか
50年近くも生きていれば、誰でもいろいろありますね。
でも、肉体的に今生に生きて、
すべての経験が今に繋がって、
その今がしあわせなら、
それですべて良しということですね。
なんてことを、行きつ戻りつしながら泣きながら、ずっと考えていました。
アシュラムでは、グルプージャ・アグニホートラ(歴代大師へのお礼と護摩供養)も行われました。
祭壇の中央にギーを注ぎ護摩供養火を燃やします。ここに護摩木を3本くべていくのです。
その意味である、
1本目・・・肉親や家族に対する態度
2本目・・・友人や周りの方々への態度
3本目・・・自分自身に対しての態度
を振り返り、炎と共に今までの自分の業も燃やして、心新たに誓います。
とても神聖なセレモニーで、インドで参加できたことに感激しました。
このブログは、旅の間ずっとつけていたノートをめくりながら、思い出しながら打ったのですが、
その最後に、赤線を引っ張ってこんな言葉が書いてありました。
私達は個々の経験の中から何を学ぶのだろうか
その学びの中から何を得るのだろうか
今回の旅は、初めてのインドということで、外からの刺激(ガンジス河を見て感動するとか、YOGA仲間との新たな出会いとか)でお腹いっぱいになるかと想像していたんですが、それ以上に、思いもかけず自分の内側の奥底を素手で掘り起こすような作業になりました。
でも、すべてが繋がっていることが解ると、この旅も必然だったのだと思えます。
そしてこの先に起こることも必然なのだから
その必然にきちんと正面から向き合うために
学び続けることが大事なのだと思っています。
ところで、食べ物や動物や街の様子をあまりUPしていないので、次回おまけを書きます!
つづく
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